「麦秋(小津安二郎)」より
全6項目
●代表作
共同脚本「男はつらいよ」、
映画監督「男はつらいよ フーテンの寅」、
「釣りバカ日誌スペシャル」、
TVドラマ「田舎刑事」第3話「まぼろしの特攻隊」、
「帝銀事件 大量殺人 獄中三十二年の死刑囚」等
山田洋次といった監督たちと組み脚本家、
映画監督 等で活躍した森崎東(森﨑東/東盛作)が影響を受けた・語った・好きだった映画。
●「キネマ旬報 99年3月上旬号」より「木下恵介ベスト5」
花咲く港 木下恵介…コメディ、ペテン師、島
破戒 木下恵介…教師、部落問題、ロマンス
お嬢さん乾杯 木下恵介/新藤兼人…ロマンティック・コメディ、アパート、ドタバタ
破れ太鼓 木下恵介…コメディ、家族
日本の悲劇 木下恵介…戦後、母娘、家族
●著作「頭は一つずつ配給されている」より17本
野良犬 黒澤明/本多猪四郎…スリラー、刑事ドラマ、戦後。リメイクを監督
麦秋 小津安二郎…家族、ユーモア、日常
お早よう 小津安二郎…ユーモア、家族、兄弟。いわく『屁をひるだけで見事に個性を描く』
風の中の雌鶏(風の中の牝鶏/風の中の牝鷄) 小津安二郎…戦後、家族、暴力
真空地帯 山本薩夫…戦争、組織、犯罪。ラストカットについて
何が彼女をそうさせたか(何が彼女をさうさせたか) 鈴木重吉…に感動した当時の観客は何処へ行ってしまったのだろうかと言っていました。現存フィルムは結末部分が欠落
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※森崎は小津映画のように映画の醍醐味は人間の個性を描く様だったはずなのに、何時からセックスや暴力描写に取って代わられてしまったのかとも語っていました
・「男はつらいよ」以降
アメリカの夜 フランソワ・トリュフォー
人生案内 ニコライ・エック…森繁久彌から歌などを聞いていたそうですが、初めて見たのは1975年で新たに音を入れ替えた再編集版だったそうです
ゆきゆきて、神軍 原一男
全身小説家 原一男…井上光晴
死のトライアングル イェジー・スワトコフスキ…「Dödens triangel/Triangle of Death」。イェジー・スワトコフスキ(Jerzy Sladkowski)
阿賀に生きる 佐藤真
まひるの星 佐藤真
パンと植木鉢(修道女と無罪) モフセン・マフマルバフ
クローズ・アップ アッバス・キアロスタミ他…モフセン・マフマルバフ
山谷 やられたらやりかえせ 佐藤光夫/山岡強一
清水宏…の映画。ベルリン映画祭で見たそうです
・本14冊
明暗 夏目漱石…本の題は夏目漱石の言葉が元
追われゆく抗夫たち 上野英信…炭鉱のスカブラたちについて
地の底の笑い話 上野英信
絵ばなし・せんぶりせんじが笑った(せんぶりせんじが笑った) 上野英信
天皇陛下萬歳・爆弾三勇士序説(天皇陛下万歳―爆弾三勇士序説) 上野英信
上野英信の肖像 岡本幸
魯迅
遺書 吉本隆明
老人力 赤瀬川原平
地下鉄に乗って 浅田次郎
プリズン・ホテル(プリズンホテル) 浅田次郎
幸福の選択 佐江衆一
死霊 埴谷雄高
三位一体の神話 大西巨人…井上光晴がモデルとされる
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・戯曲
煙草の害について アントン・チェーホフ
・雑誌
キング…に載っていた川柳。大日本雄辯會講談社(講談社)発行
●「文藝別冊 追悼特集 黒澤明」より2本
野良犬 黒澤明
どん底 黒澤明
●山田宏一によるインタビュー集「映画とは何か」より2本+3監督
バラ色の人生 ジャン・フォーレエ
無防備都市 ロベルト・ロッセリーニ他…フェデリコ・フェリーニ。山田宏一が言及した際、作品の元々のコンセプトについて訂正する形で言及
フランソワ・トリュフォー
土本典昭
小川紳介
●「大林宣彦の映画談議大全」より1本
転校生 大林宣彦…「男はつらいよ」以降
●関連記事
山田洋次…「男はつらいよ」
黒澤明…〃「野良犬」をリメイク
佐藤勝…上記音楽
浜田毅…「生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言」等の撮影
岩松了…「ペコロスの母に会いに行く」等に出演
新藤兼人…「帝銀事件 大量殺人 獄中三十二年の死刑囚」等の脚本
松本清張…上記原作
竹中直人…「ロケーション」等に出演