- 全6項目●代表作
- ●「どんどん変に…: 」
- ●「The Washington Post」1978年6月11日
- ●「nytimes.com」
- ●「エドワード・ゴーリーの奇妙な事件」
- ●「Edward Gorey Interview Sample」
「レ・ヴァンピール(吸血ギャング団)」より
全6項目
●代表作
絵本「ギャシュリークラムのちびっ子たち」、
「うろんな客」、
TV番組OP原画「ミステリ!(Mystery!)」WGBH局、1980年~ 等
絵本作家、イラストレーター等で活躍したエドワード・ゴーリー(オグドレッド・ウェアリー/リゲラ・ダウディー/ドギア・ライド/ラドリー・ギュウ/D・オードリー=ゴア/ギャロッド・ウィーディー/エイドワード・ゴレ/エドゥアルド・ブルティグ/エドワード・ピッグ)が影響を受けた・好きだった映画。
●「どんどん変に…: エドワード・ゴーリー インタビュー集成」より25本
※「ブラックドール:エドワード・ゴーリーによるサイレント映画のシナリオ(The Black Doll: A Silent Screenplay by Edward Gorey)」にもアニー・ノーセンティのインタビュー部分が収録。
アニー・ノーセンティ(アニー・ノチェンティ/アン・ノチェンティ/Annie Nocenti/Ann Nocenti)。
元々は「シナリオ:ザ・マガジン・オブ・スクリーンライティング・アート Vol.4 No.1.1998年春号(Scenario; the Magazine of Screenwriting Art; Vol 4, No 1, Spring 1998)」で行われたものの再録。
「letterboxd.com」の「Edward Gorey’s Favorite Films」にも情報の一部がまとめられる。
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・17本
※パリの子供(L'Enfant de Paris) レオンス・ペレ…犯罪、誘拐、アクション。「不幸な子供」アイデア元として
※遅咲きの菊(晩菊) 成瀬巳喜男…元芸者、女たち、戦中・戦後
魔人ドラキュラ トッド・ブラウニング…ベラ・ルゴシ(ルゴシ・ベーラ)。原作小説:ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」。ホラー、館、ゴシック的な雰囲気
ファントマ ルイ・フイヤード…連続活劇、犯罪王vs警部の狂気、残忍
※吸血ギャング団(レ・ヴァンピール) ルイ・フイヤード…連続活劇、犯罪、悪女(ファム・ファタール)
バラバ(バラバス) ルイ・フイヤード…「Barrabas」。連続活劇、地下ギャング、復讐、誘拐。ゴーリーにとって史上最高の映画として
灰色の鼠(灰色のネズミ) エミリオ・ギローネ…「I topi grigi(The Grey Rats)」。連続活劇、犯罪組織
※ゴーリーによれば「パリの子供」はニューヨーク近代美術館が土曜の朝にフィルムコレクションを順々に公開していた時に見たとか。
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※成瀬「晩菊」の英題は「遅咲きの菊(晩生の菊/Late Chrysanthemums)」。1954年。
ゴーリーは三人の引退した芸者たちと記憶していましたが実際は四人の芸者たちの物語。
またゴーリー的にはスーザン・ハリス他の脚本によるTVドラマ「ゴールデン・ガールズ(The Golden Girls)」1985年~に似た印象を持ったとか
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※「吸血ギャング団(レ・ヴァンピール)」。
ゴーリーが「死の舞踏(Danse Macabre)」として何人かの人間が胴体にロープを縛られビルから落とされる場面と記憶していたものは実際は「レ・ヴァンピール」第10話「血に染まった結婚」にてロープを掴んだまま一気に回転し勢いを殺しながらビルから地上まで降りる凄まじいアクション
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※フイヤード版「ジュデックス」はインタビュー当時(1998年)未見とのこと
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※ちなみに「ふたりの孤児(Les deux gamines)」は1920年版で共同撮影監督だったモーリス・シャンプルーがルネ・エルヴィルと組んだ1936年版、
モーリス・ド・カノンジュ(Maurice de Canonge)による1951年版リメイクも
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またゴーリーによればビル・エヴァーソン(Bill Everson)ことウィリアム・K・エヴァーソン(William K. Everson)による映画の連続上映会にも参加したとか。
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※ゴーリーは制作されなかったものの「ブラックドール:エドワード・ゴーリーによるサイレント映画のシナリオ」のアイデアも練る
バルカン超特急 アルフレッド・ヒッチコック…スリラー、列車、架空国家、銃撃戦
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生 ルイス・ブニュエル…ブラック・コメディ、不条理、犯罪、殺人衝動
悪魔のような女 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー…サイコ・スリラー、殺人計画、共謀・同性愛、恐怖
バスター・キートン
D.W.グリフィス
フリッツ・ラング…に関する本
アラン・レネ…「ファントマ」リメイクの構想を練っていた監督の一人。レネはアマチュア時代の1934年~1935年に未完成ながら自主制作短篇映画「Fantômas」Alain Resnais を制作。レネによるロケーション写真についても
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・「う」以降18本
※悪魔の呪い(curse of the demon) ジャック・ターナー…イギリスで公開された96分のオリジナル版「悪魔の夜(Night of the Demon)」をアメリカで81分に短縮・改題したver.
※顔のない眼 ジョルジュ・フランジュ…撮影:ユジェーヌ・シュフタン(オイゲン・シュフタン)。ホラー、娘、医療、狂気・恐怖
ジュデックス ジョルジュ・フランジュ…ルイ・フイヤード「ジュデックス」のリメイク
ジャン=ピエール・モッキー…ゴーリー的に「ブラックドール(黒い人形)」も監督できるであろう人物として
おかしな教区民(おかしな信者) ジャン=ピエール・モッキー…「Un drôle de paroissien」。教会の事前献金箱から盗む男の話
※スノッブス!(Snobs!) ジャン=ピエール・モッキー…酪農工場のミルクの桶(ミルクタンク)に誰かが突き落とされる映画。実際は落とし物を拾おうとして滑り落ちる事故
言い知れぬ恐怖の町 ジャン=ピエール・モッキー…モッキーが撮影:シュフタンと組んだ作品
伯爵夫人(香港出身の伯爵夫人) チャールズ・チャップリン…チャップリン最後の監督作品
囚われの女 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
激怒(レイジ) ジョージ・C・スコット…1972年。毒ガス
※「悪魔の呪い(悪魔の夜)」の原作はM.R.ジェイムズ(モンタギュウ・ロウズ・ジェイムズ)の短編小説「人を呪わば」。
「M.R.ジェイムズ傑作集」等に収録
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※「顔のない眼」。
ゴーリーによれば「ブラックドール」をもし撮るとすればシュフタンなら完璧だとか(当時すでに故人)。
オイゲン・シュフタン(ユージン・シュフタン/ユージェン・シュフタン/ユージン・シャフタン)
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※「スノッブス!(Snobs!)」。
・「Snob」:俗物、お高くとまった人、嫌なやつ、気取り屋でお高いやつ、てんぐ、偉そうな 等
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欲望のあいまいな対象 ルイス・ブニュエル
ヴェルナー・ヘルツォーク…「ブラックドール」監督で思いつく候補の一人として
ラース・フォン・トリアー…上に同じ
地獄の貴婦人 フランシス・ジロー…「ブラックドール」〃
グロリアの憂鬱(¿これに値するために私は何をしましたか?) ペドロ・アルモドバル…小さい息子を歯医者に売ってしまう映画はコレ
保険屋に気をつけろ(フロード) ステファン・エリオット…フィル・コリンズが保険金詐欺師を演じる
L.A.コンフィデンシャル カーティス・ハンソン…中々素晴らしいが30分近く長い・説明が多すぎるとのこと
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・TVドラマ2本
・小説15本
E.G.サイデンスティッカー(エドワード・G・サイデンステッカー)…ウェイリー版と比較するためにコッチも読んだとか
ジェーン・オースティン(ジェイン・オースティン)
O嬢の物語 ポーリーヌ・レアージュ…「奇妙なソファ」のキッカケとして
吸血鬼ドラキュラ ブラム・ストーカー
ヴィクトル・ユーゴー(ヴィクトル・ユゴー)
ギュスターヴ・フロベール…の『何もないことについての小説(何も起きない小説)』という言葉
感情教育 ギュスターヴ・フロベール
骨董屋 チャールズ・ディケンズ
我等が共通の友 チャールズ・ディケンズ
荒涼館 チャールズ・ディケンズ
大いなる遺産 チャールズ・ディケンズ
クマのプーさんシリーズ A.A.ミルン
アンソニー・トロロップ(アントニー・トロロープ)
特性のない男 ロベルト・ムージル…R.ムシル(ローベルト・ムージル/ロベルト・ムジール)
シャーロック・ホームズもの アーサー・コナン・ドイル
ロナルド・ファーバンク
サミュエル・ベケット…詩、小説 等
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
アガサ・クリスティ
フー・マンチューもの サックス・ローマー…「怪人 フーマンチュー」等
チャーリー・チャンもの アール・デア・ビガーズ…「鍵のない家」等
ねじの回転 ヘンリー・ジェイムズ(ヘンリー・ジェームズ)…ゴーリーにとってアンヴィヴァレント(相反する感情を抱く)な作家として。嫌いだけど読む
アスパンの恋人 ヘンリー・ジェイムズ(ヘンリー・ジェームズ)
じゅうたんの下絵(絨毯の下絵) ヘンリー・ジェームズ(ヘンリー・ジェイムズ)…「The Figure in the Carpet」
カエルの王子(かえるの王さま)…おとぎ話をどんどん作り変えてしまう例として。初期のカエルを蹴とばす“あばずれ”具合 等
シャルル・クロ(シャルル・クロス)…今作に「続・アンフィゴーリー(Amphigorey)」の「塩漬けニシン(The Salted Herring)」でイラストも
アンドレ・ブルトン
ポール・エリュアール
レイモン・クノー(レーモン・クノー)
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・詩
偉大なるパンジャンドラム(偉大なパンジャンドラム) サミュエル・フット(サムエル・フート)…「The Great Panjandrum」。サミュエル・フット(Samuel Foote)。この作品から「教訓つき実例(具体例のある教訓/The Object Lesson)」が誕生したとか
・散文・短篇
※サラのための物語 アルフォンス・アレー(Alphonse Allais)…「CONTE A SARA(Story for Sara)」。原書は「愉快な物語(Contes humoristiques)」に収録
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※ゴーリーは「サラのための物語」を「Story for Sara」としてイラスト付きで英訳
・他書籍2本
カール・グスタフ・ユング…関連のもの。心理学 等
ミルチャ・エリアーデ…の宗教学もの
・漫画
・画家2名
マックス・エルンスト…のコラージュ作品
バルテュス
・バレエ団
ニューヨーク・シティ・バレエ ジョージ・バランシン他…ゴーリーが手掛けたバレエのイラスト群はバルテュスっぽいアングルも
●「ワシントン・ポスト(The Washington Post)」1978年6月11日号(June 11, 1978)より4本
※「The Glory of Being Gorey」
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吸血鬼ノスフェラトゥ F.W.ムルナウ…原作:ブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」。
魔人ドラキュラ トッド・ブラウニング
吸血鬼(ヴァンパイア) カール・テオドア・ドライヤー
アギーレ-神の怒り ヴェルナー・ヘルツォーク
●「nytimes.com」の「Superb Oddities: Robert Gottlieb Reviews a Biography of Edward Gorey」より1本
●アレクサンダー・セロー(Alexander Theroux)による回想・インタビュー「エドワード・ゴーリーの奇妙な事件(The Strange Case of Edward Gorey)」より1本
シェルブールの雨傘 ジャック・ドゥミ
●クリストファー・セウファート(Christopher Seufert)が2006年に公開したドキュメンタリーの一部「Edward Gorey Interview Sample (from the documentary raw footage)」より3本
保険屋に気をつけろ(フロード) ステファン・エリオット…1993年
縫合(Suture) スコット・マクギー他…デヴィッド・シーゲル(デビッド・シーゲル)。1993年。
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- ●「どんどん変に…: エドワード・ゴーリー インタビュー集成」より25本
- ●「ワシントン・ポスト(The Washington Post)」1978年6月11日号(June 11, 1978)より4本
- ●「nytimes.com」の「Superb Oddities: Robert Gottlieb Reviews a Biography of Edward Gorey」より1本
- ●アレクサンダー・セロー(Alexander Theroux)による回想・インタビュー「エドワード・ゴーリーの奇妙な事件(The Strange Case of Edward Gorey)」より1本
- ●クリストファー・セウファート(Christopher Seufert)が2006年に公開したドキュメンタリーの一部「Edward Gorey Interview Sample (from the documentary raw footage)」より3本