「タクシードライバー」より
全6項目
●代表作
「太陽を盗んだ男」、
「青春の殺人者」等
脚本家、映画監督、俳優、「ディレクターズ・カンパニー」元取締役 等で活躍する長谷川和彦(ゴジ)が影響を受けた・好きな・語った映画。
●「グラフ外国映画史 世界の名監督100人」の「見世物とアンチヒーロー」より6本+1監督
バスター・キートン…コメディ、恋愛、アクション 等
長距離ランナーの孤独 トニー・リチャードソン…犯罪、スポーツ、青春
蜜の味 トニー・リチャードソン…青春、同性愛
突然炎のごとく フランソワ・トリュフォー…恋愛、青春、自転車の疾走、徴兵
タクシードライバー マーティン・スコセッシ/ポール・シュレイダー…戦争帰還者の狂気、犯罪、暴力、銃撃、アクション、恋愛感情、ロリータ
ゴッドファーザー フランシス・フォード・コッポラ…ギャング、青春、家族、犯罪、暴力、暗殺、銃撃、爆殺
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●「映画芸術 NO.358 1989年秋号」の「長谷川和彦 黒い雨と今村昌平を語る」より6本
にっぽん昆虫記 今村昌平…農業、売春、エロティック。長谷川いわく“オマンコの匂いがする映画。今村はスタッフとして制作のノウハウを学んだ師の一人。大島渚(のことも軽くdisりながら)に比べて今村は圧倒的に面白かったそうです。タクシー・ドライバー(タクシードライバー)
朝な夕なに ヴォルフガング・リーベンアイナー…青春、教師、音楽。長谷川がミュージシャンになりたかった頃に見ていた映画の一つ
五つの銅貨(5つの銅貨) メルヴィル・シェイヴルソン/ダニー・ケイ…伝記、音楽。上に同じ
ナッシュビル ロバート・アルトマン…コメディ、群像劇
黒い雨 今村昌平…自主規制のしすぎ、正義感ぶってる、昔の今村映画にあった“オマンコの匂いがしない”、“笑えない映画”だと気に入らない様子でした
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※胎内被爆者として母の体験から広島の原爆についても語っていた長谷川。
●「月刊PLAYBOY」1977年7月号の「『映画やりたい奴この指とまれ 長谷川和彦 新米監督の独立宣言 俺を勃起させたアメリカの映画野郎たち』」で語っていた作品12本
TELEFONE(テレフォン) ドン・シーゲル/チャールズ・ブロンソン…撮影現場を覗いたそうです。シーゲルから彼の下で助監督として学んだサム・ペキンパー「わらの犬」のスローモーション演出についても聞いたとか
白い肌の異常な夜 ドン・シーゲル/クリント・イーストウッド
ダーティハリー ドン・シーゲル/クリント・イーストウッド
アリスの恋 マーティン・スコセッシ
ニューヨーク・ニューヨーク(ニューヨーク、ニューヨーク) マーティン・スコセッシ…アメリカで試写を見た作品の一つ。カットのしかたについてスコセッシと話し合ったとか
Pink Flamingos(ピンク・フラミンゴ) ジョン・ウォーターズ…かなり面白かったそうで、当時日本に輸入されなかったことを嘆いていました
The Harder They Come(ハーダー・ゼイ・カム) ペリー・ヘンゼル
Love and Anarchy(愛とアナーキーの映画) リナ・ウェルトミュラー
Swept away(流されて…) リナ・ウェルトミュラー
Seven beauties(セブン・ビューティーズ) リナ・ウェルトミュラー
ロッキー ジョン・G・アヴィルドセン/シルヴェスター・スタローン…アメリカで試写を見た作品の一つ。予想以上に良い映画で感動してしまったそうです
●「Brutus cinema―なにしろ映画好きなもので。 (Magazine House mook) ムック」1998年5月号より1本
ハーダー・ゼイ・カム ペリー・ヘンデル(ペリー・ヘンゼル)
●「PLAYBOY」日本語版2003年1月号(NO.335)より19本
・「駄目な男の映画なら、俺に任せろ」
※いわく『「男が観るべき」ってのが気に入らないな。
立派に「男/大人」になれた人間には、映画なんて必要ないだろう。
いつまでも情緒不安定でうまく大人になれない、俺みたいに「駄目な男の子」のもんだよ映画は』
エデンの東 エリア・カザン
ジャイアンツ ジョージ・スティーヴンス
若者のすべて ルキノ・ヴィスコンティ
太陽がいっぱい ルネ・クレマン他…アンリ・ドカエ
冒険者たち ロベール・アンリコ
長距離ランナーの孤独 トニー・リチャードソン
俺たちに明日はない(ボニー&クライド) アーサー・ペン
真夜中のカーボーイ(真夜中のカウボーイ) ジョン・シュレシンジャー
ワイルドバンチ サム・ペキンパー…いわく『ペキンパーは生理的に一番合う』とか
ガルシアの首 サム・ペキンパー
野良犬 黒澤明
生きる 黒澤明
紅の流れ星 舛田利雄
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