アニメーター:アレクサンドル・ペトロフのオールタイムベスト

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「犬が住んでいました」より

全4項目

●代表作

老人と海
「春のめざめ」
 
アニメーター、映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優 等で活躍するアレクサンドル・ペトロフ(アレキサンドル・ペトロフ/アレクサンドル・コンスタンチノーヴィチ・ペトロフ)が影響を受けた・好きな映画。

「世界と日本のアニメーションベスト150」より20本

クラック フレデリック・バック…椅子、時の流れ、家族・人々の営み。ペトロフも作りたかった物語だったとか
木を植えた男 フレデリック・バック…老人、植樹、戦争
話の話 ユーリー・ノルシュテイン(ユーリ・ノルシュテイン)…幻想、記憶の断片、家族、動物、戦争
霧につつまれたハリネズミ(霧の中のハリネズミ) ユーリー・ノルシュテイン(ユーリ・ノルシュテイン)…動物、旅、幻想的
あおさぎと鶴(アオサギとツル) ユーリー・ノルシュテイン(ユーリ・ノルシュテイン)…動物・鳥・ロマンス、幻想的
ファーザー・アンド・ドーター(岸辺のふたり) マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット老人と海以降。父娘、過ぎ去る日々、面影・幻想的
禿山の一夜 アレクサンドル・アレクセイエフ…ファンタジー、幻想狂気、悪魔
手 イジー・トルンカ…ファンタジー、職人、恐怖
灰色のめんどり(灰色めんどり) ノーマン・マクラレン…絶えず変化する色彩・光景、幻想的、鳥、子守唄
草上の朝食 プリート・パルン…エドゥアール・マネによる同名の絵画が題材。オムニバス、交差する時間・人物
 
タンゴ(Tango) ズビグニュー・リプチンスキー…密室で次から次に巻き起こる日常の光景、カオス。ズビグニュー・リプチンスキー(ズビグ・リプチンスキー)
ボニファティウスの休暇(ボニファッシーの夏休み) フョードル・ヒトルーク(フョードル・ヒートルーク)…音楽、ユーモア、サーカスのライオン
犬が住んでいました エドゥアルド・ナザロフ…老犬と狼、人間社会と野生、奇妙な友情
ストリート(The Street) キャロライン・リーフ…家族、人間関係・感情の移り変わり
がちょうと結婚したふくろう キャロライン・リーフ…寓話、砂、絶えず変化するもの・変えられないもの
丘の農家 マーク・ベイカー(マーク・ベーカー)…農園、夫婦。自然
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ ニック・パーク「雌牛」以降。コメディ、ミステリー、アクション
作家 ポール・ドリエセン…1988年。ファンタジー、本・絵の世界
柔和な女(やさしい女) ピオトル・デゥマワ(ピヨトル・ドゥマラ)…フョードル・ドストエフスキーの小説「やさしい女」を映像化。回想・回転していく時計、部屋、記憶
ストリート・オブ・クロコダイル ブラザーズ・クエイ…ティモシー・クエイ/スティーヴン・クエイ。街、ファンタジー、不条理
 
「犬がいた/犬が住んでいました(Жил-был пёс)」
 
「作家(De Schrijver en de Dood/The Writer)」
ポール・ドリエセン(Paul Driessen)
 
「やさしい女(A Gentle Spirit/ŁAGODNA)」
ピヨトル・ドゥマラ(ピオトル・ドゥマラ/ピォトル・ドゥマラ/ピョトル・ドウマラ/Piotr Dumala)。
ちなみに本に原題として載っていた「A Gentle Woman」はロベール・ブレッソン「やさしい女(Une femme douce)」等の英題なので注意。
コチラもドストエフスキーの同名小説が原作
フィルム、フィルム、フィルム(フィルムフィルムフィルム) フョードル・ヒトルーク(フョードル・ヒートルーク)「Фильм, фильм, фильм」
犬が住んでいました エドゥアルド・ナザロフ
ボニファッシーの夏休み フョードル・ヒトルーク(フョードル・ヒートルーク)
 
・画家
ボリス・ネメンスキー(ボリス・ミハイロヴィチ・ネメンスキー)「Борис Неменский(Борис Михайлович Неменский)」

小野耕世「世界のアニメーション作家たち」より1本

私の青いワニ(愛しの青いワニ) ワジーノ・クルチェフスキー(ヴァジーム・クルチェフスキー)他…ユーリー・ノルシュテイン。はじめて強烈な印象を受け涙が止まらなかったとか

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