ダグラス・サークが語った映画

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女優ナナより

代表作

「天はすべて許し給う」
 
映画監督、脚本家、舞台演出家 等で活躍したダグラス・サーク(デトレフ・ジールク)が影響を受けた・語った・好きだった映画。

●ジョン・ハリディのインタビュー「サーク・オン・サーク」より28本+3監督

女優ナナ ジャン・ルノワール…俳劇団員、娼婦、狂乱。演劇家としても、映画監督としても影響を受けたそうです
南部の人 ジャン・ルノワール…農家、開拓、自然の猛威・洪水
ピクニック ジャン・ルノワール…恋愛、自然。上層部から未完成の作品を完成させてくれないかという依頼がきたそうですが『素晴らしい未完成に手を加えたくない』と答えたとか
ゲームの規則 ジャン・ルノワール…コメディ、狂騒、群像劇
怒りの日 カール・テオドア・ドライアー(カール・テオドア・ドライヤー)…歴史、魔女狩り、恋愛
裁かるゝジャンヌ(裁かるるジャンヌ) カール・テオドア・ドライアー(カール・テオドア・ドライヤー)…歴史、裁判、少女、虐殺
結婚哲学 エルンスト・ルビッチュ(エルンスト・ルビッチ)…ロマンティック・コメディ、夫婦、性の暗示
タブウ F.W.ムルナウ他…ロバート・フラハティ(ロバート・J・フラハティ)。モキュメンタリー、自然・南国諸島の人々
サンライズ F.W.ムルナウ…恋愛、恐怖、ユーモア
死刑執行人もまた死す フリッツ・ラング他…ベルトルト・ブレヒト。フィルム・ノワール、戦時下、ナチスレジスタンス
 
※ラングについてはドイツ時代よりもアメリカ時代の方が好きだそうです
 
飾窓の女 フリッツ・ラングフィルム・ノワール、犯罪、愛
無頼の谷 フリッツ・ラング…西部劇、強盗、復讐。「激怒」より好きだそうです
ファウスト F.W.ムルナウ
わが谷は緑なりき ジョン・フォード
捜索者 ジョン・フォード…西部劇、異文明との衝突。ジョン・ウェインの偉大さについて
ハワード・ホークス
模倣の人生 ジョン・M・スタール悲しみは空の彼方にとしてリメイク
最後の抱擁 ジョン・M・スタール「間奏曲」を作った時は今作のリメイクと知らずにやったとか
罠 ロバート・ジオドマク(ロバート・シオドマク)「誘拐魔」としてリメイクした際、作品は見ていなかったもののレオ・ロステンがパリを舞台にした昔の脚本の筋書きを持っていたそうです
たそがれの女心 マックス・オフュルス
 
※西部劇も好きだったサークは「アパッチの怒り」でこのジャンルに挑戦
 
忘れじの面影 マックス・オフュルス
輪舞 マックス・オフュルス…いわく『美しいフランス映画だが、アルトゥル・シュニッツラー作品が持っていたオーストリア的なものじゃない』とのこと
バッド・ベティカー…同時期にハリウッドで活躍した監督の一人。注目していた一人
ブレイク・エドワーズ…上に同じ
 
・その他脚本
ショックプルーフ サム・フラー(サミュエル・フラー)…の脚本を気に入り監督。ラストは脚本のオリジナルの方が好きだそうです
 
リバティ・バランスを射った男 ジョン・フォード
審判 オーソン・ウェルズ…フランツ・カフカの原作を様式化してしまったことに不満をもらしつつも『興味深い失敗』として語っていました
ゲアトルード カール・テオドア・ドライアー(カール・テオドア・ドライヤー)
トパーズ アルフレッド・ヒッチコック
イージー・ライダー デニス・ホッパー他…ピーター・フォンダ
 
・本14冊
郵便配達は二度ベルを鳴らす ジェームズ・M・ケイン
城 フランツ・カフカ
アメリカ フランツ・カフカ
ピアザ物語 ハーマン・メルヴィル…映画化を画策した作品の一つ
ねじの回転 ヘンリー・ジェイムズ
標識塔(パイロン) ウィリアム・フォークナー翼に賭ける命として映画化
黒い笑い シャーウッド・アンダーソン
私のアントニーア(マイ・アントニーア) ウィラ・キャザー
マルゴ(闇の中の笑い/暗闇のなかの笑い) ウラジーミル・ナボコフ
サラメアの村長(人の世は夢 サラメアの村長) ペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカ
 
白鯨 ハーマン・メルヴィル
アメリカン・シネマ アンドルー・サリス(アンドリュー・サリス)「The American Cinema」
映画における記号と意味 ピーター・ウォーレン
卵の勝利 シャーウッド・アンダーソン
 
・戯曲5作
ジョン王 ウィリアム・シェイクスピア
リチャード三世 ウィリアム・シェイクスピア
オセロ ウィリアム・シェイクスピア
三文オペラ ベルトルト・ブレヒト
アンティゴネ ベルトルト・ブレヒト…ソポクレス(ソフォクレス)の原作をナチス時代のドイツに置き換えた作品
 
・舞台
カイト侯爵 フランク・ヴェーデキント
 
・美術史家
エルヴィン・パノフスキー…彼の影響で美術史に興味を抱く
 
・絵画
インテリア2(Interior II) リチャード・ハミルトンダグラス・サーク「ショック・プルーフが題材

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