「偉大なるアンバーソン家の人々」より
●代表作
「召使」、
「雪崩(風景の中の人物)」等
●ミシェル・シマン「追放された魂の物語―映画監督ジョセフ・ロージー」より32本+3監督+1脚本家
偉大なアンバーソン家(偉大なるアンバーソン家の人々) オーソン・ウェルズ他…ロバート・ワイズ。ドラマ、一族の没落、舞踏会。唯一羨む映画、「市民ケーン」よりもコッチとのこと
西部戦線異状なし ルイス・マイルストン…戦争、塹壕、恐怖。「銃殺」制作時もマイルストンに許可を貰って蝶の場面をオマージュしたかったそうで、マイルストンの許可は取ったものの上層部の許可は下りなかったとか
戦火のかなた ロベルト・ロッセリーニ/フェデリコ・フェリーニ…オムニバス、戦争、人種を超えた関係
にがい米 ジュゼッペ・デ・サンティス…農業、犯罪、エロティック
十一時の鐘(ローマ11時) ジュゼッペ・デ・サンティス…戦後、就職・階段、事故
激怒 フリッツ・ラング他…ジョセフ・L・マンキーウィッツ。フィルム・ノワール、犯罪、裁判、群衆ヒステリー
セブンス・クロス(第七の十字架) フレッド・ジンネマン…スリラー、戦争、収容所。強烈な印象を受けた映画の一つ。ジンネマンは「真昼の決闘」の企画を受け継ぎ監督を手掛ける
若草の頃 ヴィンセント・ミネリ
男の敵 ジョン・フォード…フォードが赤狩り時代にデミルを“一喝”した話についても言及
M(エム) フリッツ・ラング…リメイクを監督
恋人たち ルイ・マル…ジャンヌ・モローの演技
真実 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー…ブリジット・バルドー
肉体の悪魔 クロード・オータン=ララ…ミシェリーヌ・プレール
突撃 スタンリー・キューブリック
イントレランス D.W.グリフィス…子供の頃に見た映画の一つ
国民の創生(國民の創生) D.W.グリフィス…上に同じ
シーク ジョージ・メルフォード…ルドルフ・ヴァレンチノ
黙示録の四騎士 レックス・イングラム…ルドルフ・ヴァレンチノ
メトロポリス フリッツ・ラング
ダグラス・フェアバンクス…出演の映画
メアリー・ピックフォード…上に同じ
バスター・キートン…〃
チャールズ・チャップリン…〃
ハロルド・ロイド…〃
パール・ホワイト…〃
エリッヒ・フォン・シュトロハイム…〃
クラレンス・ブラウン…思想は違えど多くのことを学んだ師の一人として
ルキノ・ヴィスコンティ…の映画とはウマが合わなかったそうです
セルゲイ・エイゼンシュテイン…の講義。何度も行ったそうですが、彼の監督作品にはあまりノレなかったそうな
イワン雷帝 セルゲイ・エイゼンシュテイン…ロージー的には退屈だったそうですが、音楽を手掛けたセルゲイ・プロコフィエフとの仕事には興味があったそうです
カール・フォアマン…親交の深かった脚本家。彼の助けを借りてヨーロッパでも仕事を続けられたことについて
・
※ロージーが最初の「真昼の決闘」監督候補としてフォアマンと構想を練った話、当時の赤狩り騒動についても言及
・「召使」以降
時計じかけのオレンジ スタンリー・キューブリック…いわく『見事な出来栄えの映画・成し遂げた技術や表現はいずれ自分も到達してみたい』と言いつつ『最後まで見ていたら吐いていた』とのこと
カッコーの巣の上で ミロス・フォアマン他…ハスケル・ウェクスラー/ビル・バトラー。「対決の町(暴力の街)」等で組んだ脚本家ダン・メインウェアリング(ダニエル・メインウェアリング)が良いと言っていた映画として