「カメラを持った男(これがロシアだ!)」より
全3項目
●代表作
「人間の條件」シリーズ、
「指導物語(熊谷久虎)」、
共同撮影「飢餓海峡」、
映画監督「怒りのこぶしで涙をぬぐえ」等
●「天皇と呼ばれた男」より26本+3監督
カメラを持った男(これがロシアだ!) ジガ・ヴェルトフ…ドキュメンタリー、市民の暮らし、実験的演出。フィルムを取り寄せ研究した映画の一つで、強い衝撃を受けたそうです
狙撃兵(Снайпер) セミョーン・ティモシェンコ(Семён Тимошенко)…戦争、工場、軍隊
幕間 ルネ・クレール/エリック・サティ/マン・レイ/マルセル・デュシャン他…ユーモア、狂騒、群衆。前衛(アヴァンギャルド)映画の傑作として
人情紙風船 山中貞雄/三村明…時代劇、武士社会の残酷さ、共謀。幾度も言及。公開当時の日本が戦争(日中戦争)に前向きだった雰囲気だったのに対し、今作の先を見据えたかのような絶望に満ちた作風に衝撃を受けたそうです
スミス都へ行く フランク・キャプラ…ユーモア、政治家、裁判。宮島とよく組んだ小林も好きだった映画の一つ
戦ふ兵隊(戦う兵隊) 亀井文夫…ドキュメンタリー、戦争、軍隊。登場人物の演技くささが気に入らなかったそうですが、スタッフの映画作りへのこだわりが強く印象に残ったそうです。後に「戦争と平和」に一部引用される
漁光曲 蔡楚生(ツァイ・チューシュン)…漁師、家族
嘆きのピエロ ジャック・カトラン/マルセル・レルビエ…サーカス、ロマンス。幼少期に見て記憶に残っている映画の一つ
忠次旅日記(忠治旅日記)シリーズ 伊藤大輔…小林が好きだった映画の一つ
大地 アレクサンドル・ドヴジェンコ(オレクサンドル・ドヴジェンコ)…戦後にロシアへ行った際にキエフで見せてもらった映画の一つ
ヨリス・イヴェンス…撮影・監督を兼任し成功している映画監督として
ロバート・フラハティ(ロバート・J・フラハティ)…上に同じ
アリラン 羅雲奎(ナ・ウンギョ)…フィルム行方不明
ゼンダ城の虜 レックス・イングラム
プラーグの大学生 コンラート・ファイト
※「忠次旅日記(忠治旅日記)」は第一部「甲州殺陣篇」は1分、
第二部「信州血笑篇」と第三部「御用篇」を合わせた107分(1時間47分)現存。
版によって1時間14分、1時間34分のver.もあり(2020年7月18日)
・第二次大戦時に占領先でフィルムを押収した際、小津安二郎たちと共にフィリピンで見たという作品リスト
風と共に去りぬ ビクター・フレミング(ヴィクター・フレミング)/ジョージ・キューカー他
怒りの葡萄 ジョン・フォード
わが谷は緑なりき ジョン・フォード
タバコ・ロード ジョン・フォード
市民ケーン オーソン・ウェルズ/ロバート・ワイズ
独裁者 チャールズ・チャップリン
ダンボ ベン・シャープスティーン/ウォルト・ディズニー他
バンビ デイヴィッド・ハンド/ウォルト・ディズニー
・
・
・不明
エル・カルメン…ヨリス・イヴェンス、ロバート・フラハティに並ぶ存在として
●石渡均の編集「キャメラマン魂」より2本+2監督+α
戦艦ポチョムキン…撮影のエドゥアルト・ティッセはディープ・フォーカスを駆使したパンフォーカスの先駆者。ちなみにエイゼンシュテインは撮影のティッセやガブリエル・フィゲロアたちと「メキシコ万歳」でもパンフォーカス撮影を行う。
ロバート・W・ポール
ジョルジュ・メリエス
・
・論文
ウラジーミル・ニールセン…キャメラマン