「ゲームの規則」より
全4項目
●代表作
「さよなら子供たち」、
「死刑台のエレベーター」等
映画監督等で活躍したルイ・マルが影響を受けた・好きだった映画。
●フィリップ・フレンチの編「マル・オン・マル―ルイ・マル、自作を語る」より28本+9監督
ゲームの規則 ジャン・ルノワール…コメディ、群像劇、乱痴気騒ぎ。最も影響を受けた映画の一つ
移民 チャールズ・チャップリン…コメディ、ドタバタ、旅。「さよなら子供たち」で引用
最後の休暇(最後のバカンス) ロジェ・レーナルト…家族、ロマンス
抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より ロベール・ブレッソン…別題「抵抗 死刑囚は逃げた、あるいは風は己の望む所に吹く」。助監督を経験し学んだ作品。戦争、捕虜収容所、脱獄
ロープ アルフレッド・ヒッチコック…スリラー、狂気、密室
ブローニュの森の貴夫人たち(ブローニュの森の貴婦人たち) ロベール・ブレッソン…恋愛、復讐、踊り子
田舎司祭の日記 ロベール・ブレッソン…日常、ドラマ、死
密告 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー…ミステリー、恐怖、戦時下の複雑な人物描写
ブレッソンについては初期の頃からの大ファンだそうで、彼の下で働けると分かった際に「ルネ・クレマンだったら仕事を共にしたいとは思わなかった」そうです
小間使の日記 ルイス・ブニュエル…のジャン=クロード・カリエルの脚本を気に入ったそうです
スリ ロベール・ブレッソン
バルタザールどこへ行く ロベール・ブレッソン
少女ムシェット ロベール・ブレッソン
モダン・タイムス チャールズ・チャップリン
悲しみと痛ましさ(哀しみと憐れみ) マルセル・オフュルス
失はれた地平線 フランク・キャプラ
フランコ・アルカッリ…ベルトルッチとよく組む編集技師。オムニバス「世にも怪奇な物語」において監督した「影を殺した男」で仕事を共にし色々学んだそうです
ジャック・ベッケル
クロード・オータン=ララ
ルネ・クレール
ジャン=ピエール・メルヴィル…が話したレジスタンス時代の話をヒントに「ルシアンの青春」を撮ったそうです
ほら男爵の冒険 ヨーゼフ・フォン・バーキ
白雪姫 デイヴィッド・ハンド/オリー・ジョンストン/フランク・トーマス/ウォルト・ディズニー他
市民ケーン オーソン・ウェルズ/ロバート・ワイズ
男の傷 アイヴァン・パッサー他…ジェフリー・フィスキン
無能な奴ら(いつもの見知らぬ男たち) マリオ・モニチェリ
英国式殺人事件 ピーター・グリーナウェイ/カーティス・クラーク…撮影を手掛けたクラーク
バルスーズ ベルトラン・ブリエ/ミュウ=ミュウ/・グラペッリ…グラペッリの音楽が好きだそうです
※アイヴァン・パッサー…(アイヴァン・パサー/イヴァン・パッセル/イヴァン・パセル)
ルキノ・ヴィスコンティ
ロバート・ミッチャム…大ファンの俳優の一人
バート・ランカスター…俳優。ヴィスコンティの話題で意気投合したそうな
クロード・シャブロル…交流の深かった監督の一人。ヌーヴェルヴァーグの監督たちとは親交を深め共に語り合った仲
エリック・ロメール
フランソワ・トリュフォー
ジャン=リュック・ゴダール
シャーリー・テンプル…出演の映画。マルの娘が好きだそうです
聖ヴァンサン(聖バンサン) モーリス・クローシュ…母にとっての「素晴らしい映画」だったそうです
真昼の決闘 フレッド・ジンネマン…「アラモベイ」で組んだ脚本のアリス・アーレンがススめたそうです
・本
カメラ万年筆(カメラ=万年筆) アレクサンドル・アストリュック
・画家
カスパー・デイヴィッド・フリードリヒ(カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ)…「恋人たち」でオマージュ
・戯曲2つ
授業 ウジェーヌ・イヨネスコ
禿の女歌手 ウジェーヌ・イヨネスコ
●「山田宏一映画インタビュー集 映画はこうしてつくられる」より8本
※2020年6月7日追記
移民 チャールズ・チャップリン
賭博師ボブ ジャン=ピエール・メルヴィル…今作のアンリ・ドカエのキャメラに魅せられたマルは「死刑台のエレベーター」の撮影もドカエに依頼
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・「死刑台のエレベーター」以降
ヘカテ ダニエル・シュミット…上に同じ
・子供時代を描いた自伝的な作品の成功例として
大人は判ってくれない フランソワ・トリュフォー
ファニーとアレクサンデル イングマール・ベルイマン
戦場の小さな天使たち ジョン・ブアマン
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※トリュフォーにはよく自分の作品を見てもらい色々意見してもらったそうです。
特に一週間だけインドに滞在して撮った「カルカッタ」に対しては『一ヶ月いればもっと良いものが撮れたはずだ』と言われ議論になったとか
●その他1本
乱暴者 ラズロ・ベネディク/スタンリー・クレイマー…「好奇心」でポスター