●まとめの概要
様々な「映画人のオールタイムベスト(個別)」をまとめるべく制作。
あらゆる書籍やネット上に散らばっている情報もなるべく、徹底的に収集中。海外サイトの情報は日本語題、日本未翻訳の映画は翻訳or読み+原題で表記。
あまりに膨大な数になった場合はやむを得ず何ページかに分けています。
作品名が重複する場合は赤の太字で表記。
そして無数の情報記載者・提供者たちには感謝してもしきれない気持ちです。
作品&監督名をセットで記載、同じ監督による同名作がある場合は出演者の違いによって区別できるようにしました。名称のバラ付きも()内で補足し出来るだけ統一。
映画界を最前線で支えてきた真の映画人、映画人からリスペクトされるレジェンドまで、情報のあ
る者は片っ端から、それこそ御座をひっくり返してでも。
要はいいとこどり、ドリームチーム、最強のメンバー。最も強く支持され、影響を与え、情熱・魂を映画に叩きこんできた強者たち。
海外勢に関しては日本で人気・評価の高い作品(参考:「フィルマークス」、「Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)」等)に関わった者を筆頭に、
海外で評価の高い者(参考:「IMDb」等)、
人数も膨大になってきましたので大きく2000年代以前・2000年代以降という流れに分けていこうかとも思っています。
2000年代以前に活躍した者、その活躍を見ながら育ち2000年代以降に頭角を現した若手、以前・以後を通して活躍するベテランまで。
出し惜しみなんてもっての他です。
好きでこの仕事を選んだ以上、オールタイムベストの1本なり10本なり出してもらわにゃ困ります。
こういう情報を出すべき人間が出し渋るような現状は変えていかねばなりません。
その情報に興味を示したファンや映画人が記載された作品にも目を通したり、次の映画人を育てるキッカケにだってなります。
出すべき人間のリストが多ければ多いほど、監督一人一人の情報の価値も相対的に高まります。
「量より質」という言葉がありますが、その「質」のあるものが多ければ多いほど心強い。
少なくとも、映画を撮る気もない口だけのライターだの映画評論家様々のリストよりは、最前線で実際に映画を撮り戦い続ける人々の1本なり10本なりの方が遥かに優意義かつありがたいというものです。
映画評論家にしたって、指導者として映画人の育成に携わり夢を託し後押ししてくれた人々、海外からの作品輸入・翻訳・配給協力・字幕監修と映画界に貢献してきた面々のリストなら信頼に値します。
フランソワ・トリュフォーやピーター・ボグダノヴィッチのように評論家から映画監督に挑む者、
目標としは海外勢360名・日本勢150名くらいまでは数を増やしたいものです。
しかし、そんな「サイト&サウンド」でさえ集めきれない監督たちのリスト。
欲しい監督の情報が手に入らない時のもどかしさと言ったらありません。
ならばと監督がダメなら製作に貢献した脚本家、キャメラマン、俳優、編集技師、衣装、プロデューサーといった様々な職人の情報もかなり調べました。
どうしてそういう人々の情報も滅多に載らないのか!!まったく憤慨ですよ憤慨!!
※2018年11月25日追記
海外勢210名・日本勢150名超え達成。この調子でもう少し伸ばしていきたいです
※2019年2月12日追記
海外勢250名・日本勢160名超え達成
※2019年6月23日追記
海外勢300名超え達成
※2019年10月11日追記
海外勢340名・日本勢260名超え達成
※2019年12月02日追記
※2019年12月02日追記
海外勢380名・日本勢260名超え達成
※2020年02月09日追記
海外勢424名・日本勢276名超え達成
※2020年05月25日追記
海外勢500名以上突破。今、最強のリストが完成しつつある…いやまだ全然足りません。
未だに「この人のリストはあるのに、どうしてあの人のは見つからないんだろう」という日々が続いています。
こうしている間にも、日々誰かのベストが更新され続ける。
無限に増えていくリストを私は何処までまとめていけるのでしょうか。
やる気が続く限りはリストアップしていきたいと思います。
※2020年7月31日追記
日本勢300名超え達成。
「大アンケートによる」シリーズは様々なジャンルの面々が370名以上集まっていましたから、このブログでは映画関係者だけでそれに匹敵・それ以上の数を目指したいところ。
果たしてそこまで到達できるかどうか…。
※2020年9月28日追記
日本勢320名以上。
その他作家60名強の分も合わせると日本勢の個別化リストは380名強。
あとは映画人のリストをその他作家分、それ以上集められるかどうか。日本勢の未個別化50名分を含めれば370名にはなりますが・・・。
※2021年11月21日追記
海外勢660名・日本勢370名超え達成
※
●制作理由
そもそもこの“まとめ”を作ろうと思ったキッカケは、映画雑誌によくあるベストに対する不満からでした。
例えばネットでよく見かけるベスト10のリストで、その監督が「代表作」となる映画を撮った後に制作・公開されたものが入ってたり、自分の作品入れてたりするじゃないですか。
コッチはその「代表作」にたどり着く以前に影響を受けた!手本にした!血肉となった!作品が知りたいんですよ。
監督自身が手掛けたお気に入りの自作じゃなくて、それを撮る原動力となった尊敬する他者の10本を!
その不満がこのまとめに様々な情報を載せる動機にもなっています。
それともう一つ。
情報の発信源たる雑誌に掲載される様々なランキングにも腹が立ったからです。
例えば日本を代表する老舗映画雑誌として有名な「キネマ旬報」。
そこで出されたベストは「日本映画」「海外映画」に加え「映画音楽」、「アニメ」、「俳優」とジャンル別に何冊も出されています。回答する映画人も本によってバラバラ。
内容も重複するものが多く「一冊にまとめ直して出版しろ」と思ってしまいます。紙の無駄。
これを全部読む読者の身にもなって下さいよ。一冊だけならまだしも、何冊も読まなきゃいけないとなればブ厚い辞書をアチコチめくるような辛さになるのです。
●例:「映画遺産200」シリーズより。多いわ
オマケに「監督の追悼号」でもベストなんちゃらとか載ってたりして見落としてしまっている人も多いのでは。
あと日本に限った話じゃないのですが、この手の本は個別リストで誰が監督したという情報を載せないことも多いので困ります。
同じ名前の映画が存在する場合、それを区別する情報が無いと誰がいつ作った映画の名を記載しているのか分かりません。
また同じ監督によって同名でリメイクしたりもするので、その時は制作年または出演者の情報も載せるべきです。
2009年の「映画遺産200」は制作年が表記されていたからまだいいですよ。
1999年の「キネマ旬報 映画人が選んだオールタイムベスト」は作品名だけでした。
しかも載っていた題名が間違っているのかネットで検索しても情報が出てこない。
監督名だけでも分かればおおよその検討が付くというのに。
そんなクソ仕様の本を1995年と99年に二冊ずつ出しやがって!!!!!
「1999年10月上旬特別号 NO.1293 映画人が選ぶオールタイムベスト100 外国映画篇」
「キネマ旬報 1999年10月下旬特別号 No.1294 映画人が選んだオールタイムベスト100 日本映画篇」
まあ海外の大手雑誌でもたまに同じようなことがあったりしますからね。オマケに英語圏以外の作品も英題で載っていたりするので混乱します。
集計を合わせたランキングになら作品名と監督名が載っているんですよ。その配慮を個別のリストにもどうして出来ないんでしょう。
「青春の数だけ名画がある」シリーズや「大アンケートによる」シリーズなんて上記の問題に加えどのページに誰のベストがあるか詳細に書かねえわアチコチバラバラに載せていやがる始末。
●「大アンケートによる」シリーズ
●「青春の数だけ名画がある」シリーズ
●下の画像は「青春の数だけ名画がある 外国映画ベスト200」より
※画像クリックで拡大できます
特に「青春の数だけ名画がある」は洋画・邦画と分れているのに外国映画の方にしか回答者一覧がないし!一覧に載っていた人物のリストが何処にも見当たらないなんてこともありました。
...と思ったら後に発売された「100万人の映画ファンが選んだ名画パラダイス365日」シリーズの方にありましたよ。
そっちに掲載するなら最初からそう書いとけや!!!!!と。
それとも「シリーズ全部買わないと読めませ~ん」商法ですか?
オマケに「名画パラダイス」シリーズは回答者一覧が日本映画編のみ、記載されている回答者のリストは「青春の数だけ名画がある」シリーズにだけ掲載、「青春の数だけ」とリストが重複していた箇所も幾つか。
もう心なしか表紙の笑顔が煽ってるようにしか見えなくなってきました(強迫観念)。
それでまあ「大アンケートによる」シリーズも案の定大量にあるワケで。
「大アンケートによる洋画ベスト150」
「大アンケートによる日本映画ベスト150」
「大アンケートによる男優ベスト150」
「女優ベスト150―わが青春のアイドル」
これじゃ文庫じゃなくてアコーディオンですよっ!
「ミステリーサスペンス洋画ベスト」なんて回答者のベストがすべて掲載されず省略。ページ数に限りがあるだぁ?
てめえら600ページも何を載せていやがった!?
ああっ!?
クソどうでもいい座談会に60ページも割くならそれ削って掲載すりゃいいだろうが!
人が!何のために!わざわざ!時間を割いて!呼びかけに応じた作家たちが自身のルーツとも言える貴重な情報を提供したと!思っているのか!
それをお呼びもしねえ主催者様々さまサマの無駄に長い駄文を優先しやがるたあどういう了見だっ!
…というもんです。
そんな中で作品名&監督名も掲載、写真も充実して行き届いた「TUTAYA」の「CINEMA Handbook」シリーズはツタヤ限定で部数も少ないから入手困難になる!!
ざっけんなチクショおおおッッッ!!!!!