アラン・レネのオールタイムベスト

「青春群像」より

全4項目

●代表作

「夜と霧」
「去年マリエンバードで」
 
映画監督、脚本家等で活躍したアラン・レネが影響を受けた・好きだった映画。

カイエ・デュ・シネマ「Alain Resnais-10 best films-Cahiers du Cinema-1955 to 1962」の年間ベストより78本

「Les dix meilleurs films de l'année(Les 10 meilleurs films de l'année)」
・n°43= 1955年1月号(Janvier55/January)※目次未掲載(5Pにあり)
・n°55= 1956年1月号(Janvier56/January)
・n°67= 1957年1月号(Janvier57/January)
・n°79= 1958年1月号(Janvier58/January)
・n°92= 1959年2月号(Fevrier59/February)
・n°104=1960年2月号(Fevrier60/February)
・n°116=1961年2月号(Fevrier61/February)
・n°128=1962年2月号(Fevrier62/February)
・n°140=1963年2月号(Fevrier63/February)
・1954年
青春群像 フェデリコ・フェリーニ…青春、ユーモア、恋愛
乱暴者 ラズロ・ベネディク他…スタンリー・クレイマー。フィルム・ノワール、青春、暴走族
しのび逢い ルネ・クレマン…恋愛、ユーモア、浮気
お母さん 成瀬巳喜男…夫婦、家族、商店
外套(Il Cappotto) アルベルト・ラットゥアーダ…コメディ、ファンタジー、政治家
悪魔をやっつけろ ジョン・ヒューストン…犯罪計画、冒険、ユーモア
バンド・ワゴン ヴィンセント・ミネリ他…フレッド・アステア。ミュージカル、驚異的なダンスによるアクション、ロマンス
有名になる方法教えます ジョージ・キューカー…ロマンティック・コメディ、狂気、人々の生々しい描写
現金に手を出すな ジャック・ベッケルフィルム・ノワール、ギャング、奪い合い
エル・トレロ(El Torero) ルネ・ウェレル(René Wheeler)…犯罪、闘牛士
 
・1955「夜と霧」以降
白い酋長 フェデリコ・フェリーニ
大砂塵 ニコラス・レイ
裏窓 アルフレッド・ヒッチコック
有史前の女 グレッグ・タラス(Gregg Tallas)
裸足の伯爵夫人 ジョセフ・L・マンキーウィッツ
ナポリの黄金 ヴィットリオ・デ・シーカ
道 フェデリコ・フェリーニ
不運なめぐりあい アレクサンドル・アストリュック
エデンの東 エリア・カザン
地の塩 ハーバート・ビーバーマン
 
・1956
夏の嵐 ルキノ・ヴィスコンティ
崖 フェデリコ・フェリーニ
理由なき反抗 ニコラス・レイ
狩人の夜 チャールズ・ロートン/ジェイムズ・エイジー
宇宙水爆戦 ジョセフ・M・ニューマン
この庭に死す ルイス・ブニュエル
攻撃 ロバート・アルドリッチ
抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より ロベール・ブレッソン…別題「抵抗 死刑囚は逃げた、あるいは風は己の望む所に吹く」
臣下(Der Untertan) ヴォルフガング・シュタウテ
いつも上天気 スタンリー・ドーネン/ジーン・ケリー
 
・1957
女ともだち ミケランジェロ・アントニオーニ
間違えられた男 アルフレッド・ヒッチコック
天使の家 レオポルド・トーレ・ニルソン
群衆の中の一つの顔 エリア・カザン
女狙撃兵マリュートカ グレゴリー・チュフライ(グリゴーリ・チュフライ)
カビリアの夜 フェデリコ・フェリーニ/ピエル・パオロ・パゾリーニ
アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生 ルイス・ブニュエル
パリの恋人 スタンリー・ドーネン
大運河 ロジェ・ヴァディム
街の恋 フェデリコ・フェリーニ他…ミケランジェロ・アントニオーニ/アルヴェルト・ラットゥアーダ/ディーノ・リージ/カルロ・リッツァーニ/チェーザレ・ザヴァッティーニ。オムニバス
 
・1958
恋人たち ルイ・マル
さすらい ミケランジェロ・アントニオーニ
地下水道 アンジェイ・ワイダ
シベリアからの手紙 クリス・マルケル…マルケルは親交の深い監督の一人。「夜と霧」で助監督を務める
白夜 ルキノ・ヴィスコンティ
パジャマゲーム スタンリー・ドーネン/ジョージ・アボット
女たちの夢 イングマール・ベルイマン
黒い罠 オーソン・ウェルズ
南太平洋 ジョシュア・ローガン
女の一生 アレクサンドル・アストリュック
 
・1959ヒロシマ・モナムール以降
野いちご イングマール・ベルイマン/ヴィクトル・シェストレム
僕は黒人 ジャン・ルーシュ「僕は黒人(私は黒人/われは黒人/我は黒人)」
スリ(掏摸) ロベール・ブレッソン
大人は判ってくれない フランソワ・トリュフォー
リオ・ブラボー ハワード・ホークス
大いなる神秘 王城の掟 フリッツ・ラング
壁にぶつかる頭 ジョルジュ・フランジュ
めまい アルフレッド・ヒッチコック
悪魔の発明 カレル・ゼマン
 
※1960年のリストは無し
 
・1961「去年マリエンバードで」以降
ある闘いの記述 クリス・マルケル
囲い(L’Enclos) アルマン・ガッティ(Armand Gatti)
ローラ ジャック・ドゥミ
恋の実らない季節(さまざまな愛の四季) ピエール・カスト
夜(ラ・ノッテ) ミケランジェロ・アントニオーニ
パリはわれらのもの ジャック・リヴェット
影の餌食(La proie pour l'ombre) アレクサンドル・アストリュック
アメリカの影 ジョン・カサヴェテス
かくも長き不在 アンリ・コルピ/マルグリット・デュラス…アラン・コルピはアラン・レネとよく組んだ編集技師。ヒロシマ・モナムール」「去年マリエンバードで」等に参加
女は女である ジャン=リュック・ゴダール
 
・1962
5時から7時までのクレオ アニエス・ヴァルダ
昼下りの決斗 サム・ペキンパー
告発(La Denunciation) ジャック・ドニオル=バルクローズ
太陽はひとりぼっち ミケランジェロ・アントニオーニ
戦争の栄光(Les Honneurs de la Guerre) ジャン=シャルル・タケラ
突然炎のごとく フランソワ・トリュフォー
審判 オーソン・ウェルズ
私生活 ルイ・マル
女と男のいる舗道 ジャン=リュック・ゴダール
噂の二人 ウィリアム・ワイラー/フランツ・プラナー

山田宏一映画インタビュー集 映画はこうしてつくられる」で語った15本+5監督

※2020年6月7日発売
詩人の血 ジャン・コクトー…ある女性批評家がこけおろしているので見に行ったら熱狂したそうです
女優ナナ ジャン・ルノワール…いつか今作のような映画を作りたいと思ったそうです
ゲームの規則 ジャン・ルノワール
南部の人 ジャン・ルノワール
ラ・ポワント・クールト アニエス・ヴァルダヌーヴェル・ヴァーグ(ヌーヴェル・ヴァーグ)の先達として
海の沈黙 ジャン=ピエール・メルヴィル…上に同じ
エリッヒ・フォン・シュトロハイム
アベル・ガンス
ロベール・ブレッソン
D.W.グリフィス…のサイレント映画
 
チャールズ・チャップリン…上に同じ
 
「去年マリエンバード」以降鑑賞
東京物語 小津安二郎…1964年~65年のパリ・シネマテークで見たそうです
一人息子 小津安二郎
東京の合唱 小津安二郎
素晴らしき日曜日 黒澤明…黒澤映画は時代劇よりも現代劇の方が好きだそうです
柔らかい肌 フランソワ・トリュフォー
ピアニストを撃て フランソワ・トリュフォー
ひろしま 関川秀雄
生きていてよかった 亀井文夫
世界は恐怖する 死の灰の正体 亀井文夫

オムニバスベトナムから遠く離れて」参加者

アラン・レネ…監督

クリス・マルケル…脚本・制作