安部公房のオールタイムベスト映画

「忘れられた人々」より

全4項目

代表作

小説&映画脚本砂の女
小説箱男
 
小説家、劇作家、演出家、勅使河原宏といった映画監督と組み脚本家等で活躍した安部公房が影響を受けた・好きだった映画。

「裁かれる記録―映画芸術論」で語った作品19本+2監督+α

忘れられた人々 ルイス・ブニュエル…青春、犯罪、幻想、暴力、エロティック。「これまでに見たすべての映画の中でまぎれもなくベストワン」とのこと
抵抗 ロベール・ブレッソン/ルイ・マル…スリラー、戦争、収容所、閉鎖空間、脱走。度々言及しかなり好きな作品だったようです
眼には眼を アンドレ・カイヤット…スリラー、砂漠、医療、復讐
地下水道 アンドルゼイ・ワイダ(アンジェイ・ワイダ)戦争、地下空間、レジスタンス
恐怖の報酬 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー…スリラー、犯罪、ロードムービー
サレムの魔女 レモーン・ルーロー(レイモン・ルーロー)/ジャン=ポール・サルトル/クロード・ルノワール…歴史、集団ヒステリー、恐怖、愛、魔女狩り
黒い罠 オーソン・ウェルズフィルム・ノワール、犯罪、汚職警官、ギャング、爆発。上記の作品ほどではないにしろ、結構気に入っていた様子でした
海の牙 ルネ・クレマン…戦争、潜水艦、閉鎖空間
翼に賭ける命 ダグラス・サーク第一次大戦後、飛行機レース、恋愛。空間描写についてはかなり褒めていました
手錠のままの脱獄(手錠のまゝの脱獄) スタンリー・クレイマー/ネドリック・ヤング…鋭さは感じなかったが、ラストシーンは不覚にも泣いてしまったとのこと
 
ジャン・コクトオ(ジャン・コクトー)
陽はまた昇る ヘンリー・キング
アルフレッド・ヒッチコック
宿命 ジュールス・ダッシン
魅惑の巴里 ジョージ・キューカー/ジーン・ケリー
野郎どもと女たち ジョセフ・L・マンキーウィッツ
スパイ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー…途中までは面白かったのに…とガッカリしていました
白夜 ルキノ・ヴィスコンティ…大して関心はなかったそうですが、マリア・シェルの演技について
エノケン(榎本健一)…の長屋もの
僕は三人前(フランキーの僕は三人前) 瑞穂春海
 
楢山節考 木下恵介…賛否両論だった当時を振り返りながら今井正の『夜の鼓』よりはマシ」程度とのこと
 
※当時の文芸映画ばかり持ち上げられる風潮を嫌っており「文芸映画反対」「映画の真の成功は、原作の否定以外にはありえない」みたいなことも語っていました
 
※ブニュエル作品の真価を見抜けなかった日本の“映画専門家”のことを「一メートル半に成長した芋虫よりも愚かしく不気味な存在だと言うよりほかはない」とボロクソに言っておりました
 
・TVドラマ
ヒッチコック劇場 アルフレッド・ヒッチコック他
 
・作家
ウラジーミル・マヤコフスキー…日本で“黙殺”されかけた「忘れられた人々」の境遇と重ねながら

竹内博の編集「定本円谷英二随筆評論集成」より7本+α

液体人間(美女と液体人間) 本多猪四郎/円谷英二
フランケンシュタイン ジェームズ・ホエール
透明人間 ジェームズ・ホエール
毒薬と老嬢 フランク・キャプラ
禁断の惑星 フレッド・マクラウド・ウィルコックス
キングコング メリアン・C・クーパー/アーネスト・B・シェードザック/ウィリス・オブライエン/デヴィッド・O・セルズニック他
 
・小説2冊+2作家
ガリバー旅行記 ジョナサン・スウィフト
草原 レイ・ブラッドベリ
マーク・トゥエイン
E.T.A.ホフマン

キネマ旬報1959年2月上旬特別号「1958年度内外映画ベスト・テン」より安部が選んだ作品10本

眼には眼を アンドレ・カイヤット
サレムの魔女 レイモン・ルーロー
地下水道 アンドルゼイ・ワイダ(アンジェイ・ワイダ)

手錠のままの脱獄 スタンリー・クレイマー
黒い罠 オーソン・ウェルズ
スパイ アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
白夜 ルキノ・ヴィスコンティ
 
※7位以降は選ぶ作品が無くなったとのこと

くたばれ!ヤンキース ジョージ・アボット/スタンリー・ドーネン
私に殺された男 アンソニー・アスクィス
先生のお気に入り ジョージ・シートン