●未dvd化作品
※2023年6月12日追加:未DVD化作品は「Amazonプライム」等での配信でも見れるように。
またVHS(ビデオ)は図書館で借りられるところも。
御興味のある方は是非ともチェックしてみてください。
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決闘高田の馬場(血煙高田の馬場) マキノ正博(雅弘)
これも大傑作。バンツマが走って走って走りまくり決闘の場に駆けつける痛快娯楽時代劇。
伊藤大輔「血煙高田の馬場」と見比べるのも最高。
花ちりぬ 石田民三
権三と助十 伊丹万作
戦前時代劇の黄金期を担った伊丹万作。
多くのフィルムは失われてしまいましたが、残されたフィルムの輝きは失われません。
万作の息子十三。
映画というよりは30分のTVシリーズなのですが、その高密度に圧縮された人々の狂騒。
十三の真の面白さである説明しないこと、映像だけで何かを語る面白さがこのシリーズには詰まっています。
●その他DVD化
憲兵とバラバラ死美人 並木鏡太郎
猟奇殺人事件を描く憲兵ミステリー。
下郎の首 伊藤大輔
伊藤大輔自身が手掛けた失われた「下郎」のリメイク。
“飼い主が飼い犬を噛む”武士社会の残酷さ、余りに救いの無い物語はここまでくると逆に清々しいものすら感じます。とにかく移動して移動して移動しまくり。
“飼い主が飼い犬を噛む”武士社会の残酷さ、余りに救いの無い物語はここまでくると逆に清々しいものすら感じます。とにかく移動して移動して移動しまくり。
他は美内すずえに影響を与えた三國連太郎「王将(阪東妻三郎版も必見)」、断片だけでもその凄さが伝わる迫力の小林正樹や黒澤明の時代劇へと繋がる「忠次旅日記(忠治旅日記)」「斬人斬馬剣」「新版大岡政談」を始めとする作品群も必見。
サーフィンと海。
ドキュメンタリー映画の傑作。
他は「三里塚に生きる」「現認報告書 羽田闘争の記録」「圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録」等も続々dvd化!
他は「三里塚に生きる」「現認報告書 羽田闘争の記録」「圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録」等も続々dvd化!
戦ふ兵隊(戦う兵隊) 亀井文夫
日中戦争当時の日本軍の真実をリアルに撮った「疲れた兵隊」。
燃え上がる自分の家を見つめる爺さんが忘れられない。こんな良い映画を上映禁止にしただなんて…当時の検閲と日本軍の上層部はマジで腐りきっています。
他は「上海~支那事変後方記録~」「戦争と平和」「日本の悲劇」等。
他は「上海~支那事変後方記録~」「戦争と平和」「日本の悲劇」等。
給弾訓練、スコープで覗いた先に見つける突撃し押し寄せる恐怖、トーチカという閉鎖空間で唸りをあげる機関銃、爆撃に耐えひたすら武器を整備し移動し続ける兵士たちの戦い。
裸の島 新藤兼人
「少女革命ウテナ」等へ受け継がれる摩訶不思議な世界。
仏壇の川下り!
「学校の怪談」も大人の心を打つ子供映画でしたが、この映画も大人を、母親を求めた子供たちの愛をめぐる物語。
Love Letter(ラヴレター) 岩井俊二
岩井最高の一本となる奇妙で切ない恋愛映画。
他は「花とアリス」「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」等。
他は「花とアリス」「スワロウテイル」「リリイ・シュシュのすべて」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」等。
「たそがれ清兵衛」といった時代劇も凄いですが、やはり暖かい人情喜劇が一番。
本作の桑野みゆきの魅力は、後の寅さんたちとめぐり逢うマドンナたちの原点。
他は森崎東が脚本を手掛けた「男はつらいよ」シリーズ、コメディ時代劇「運が良けりゃ」、「吹けば飛ぶよな男だが」「風来坊」「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」等。
他は森崎東が脚本を手掛けた「男はつらいよ」シリーズ、コメディ時代劇「運が良けりゃ」、「吹けば飛ぶよな男だが」「風来坊」「馬鹿が戦車(タンク)でやって来る」等。
私は「砂の器」よりもコッチ。
他は「初笑いびっくり武士道」等。
他は「初笑いびっくり武士道」等。
牡丹燈籠 山本薩夫
紅の流れ星 舛田利雄
渡哲也が魅せる日活アクション。
他は「「無頼」より 大幹部」等。
他は「「無頼」より 大幹部」等。
前半90分に渡る事件の発端、残り90分で描かれる決着。
およそ10年、2人の刑事と女たちとの攻防。
園子温「愛のむきだし」でもオマージュが捧げられたヴァイオレンス刑務所アクション「女囚さそり」シリーズ第1弾。
梶芽衣子が怒髪天になり燃え上がらせる復讐の炎、野獣のごとく群がる刑務官と女囚たちとの闘い、耐えて耐えまくった果ての大暴動と脱走、百合の誘いには乳繰り合いで返答する漢女(おとめ)振り、野郎も女共もくたばりまくる怒涛の終盤!
梶芽衣子が怒髪天になり燃え上がらせる復讐の炎、野獣のごとく群がる刑務官と女囚たちとの闘い、耐えて耐えまくった果ての大暴動と脱走、百合の誘いには乳繰り合いで返答する漢女(おとめ)振り、野郎も女共もくたばりまくる怒涛の終盤!
他はホラー映画「犬神の悪霊」等。
森一生はモチロン増村保造と石松愛弘の脚本、宮川一夫のキャメラと最高に贅沢なスタッフ。
オマケに倉田準二による東映時代劇の傑作「十兵衛暗殺剣」や石原裕次郎の曲を手掛けた鏑木創…こんな凄いメンツで面白くないワケが無い。
他は「一肌朱雀」、黒澤明と組んだ「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」、田中徳三とコンビを組んだ「悪名」等。
他に和製フィルム・ノワールは野村孝「拳銃(コルト)は俺のパスポート」、牛原陽一「紅の拳銃」等。
オマケに倉田準二による東映時代劇の傑作「十兵衛暗殺剣」や石原裕次郎の曲を手掛けた鏑木創…こんな凄いメンツで面白くないワケが無い。
他は「一肌朱雀」、黒澤明と組んだ「荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻」、田中徳三とコンビを組んだ「悪名」等。
他に和製フィルム・ノワールは野村孝「拳銃(コルト)は俺のパスポート」、牛原陽一「紅の拳銃」等。
博奕打ち 総長賭博 山下耕作
網走番外地 石井輝男